「次の電車は何時かな」「バスはあと何分で来るかな」。出かける前にこれが分かるだけで、気持ちはずいぶん落ち着きます。
スマホがあれば、家にいながら時刻表を見ることができます。難しそうに見えても、最初に覚えることはほんの少しだけで大丈夫です。
このページでは、スマホで電車やバスの時刻表を調べる、いちばんやさしい使い方をご紹介します。
スマホで時刻表を見ると、外出前の不安が減る
時刻表というと、駅に貼ってある細かい表を思い浮かべる方も多いかもしれません。スマホで見る時刻表は、もう少し気軽な道具だと思ってください。
「次に出る電車・バスの時間を見るための道具」くらいの気持ちで十分です。
駅やバス停であわてにくくなる
家を出る前に時間が分かっていると、駅やバス停に着いてから時刻表を一生懸命さがさなくて済みます。「もう出てしまったかも」とドキドキする時間が減るだけでも、外出はずっとラクになります。
出発時間を家で決めやすい
「9時12分の電車に乗ろう」と決めてから家を出れば、何時に支度を始めればよいか自然と決まります。スマホで時刻表を見ることは、一日の予定をやさしく組み立てる手助けにもなります。
まず知っておきたいこと
時刻表は検索でもアプリでも見られる
時刻表を調べる方法はいくつかあります。
- インターネットで検索して見る方法
- 乗換案内などのアプリを使う方法
- 鉄道会社・バス会社の公式サイトで見る方法
どれが正解ということはありません。最初は、いつも使っているブラウザ(SafariやChromeなど)で検索するだけでも十分です。アプリは「もっと便利にしたいな」と思ったときに増やしていけば大丈夫です。
最初は「次の1本」だけ見れば十分
時刻表を開くと、ずらっと数字が並んでいて少しびっくりするかもしれません。でも、まず見るのは「次に出る1本の時間」だけで十分です。
全部覚えようとしなくて大丈夫。今日の自分が乗る電車・バスの時間が分かれば、それで役目は果たせています。
乗換まで最初から使いこなさなくてよい
「どこで乗り換えればいいか」「何分で着くか」といった機能もありますが、これは慣れてからで構いません。
最初の一歩は、いつも使っている駅・バス停の、次の1本を調べてみること。これだけでスマホは立派に役立ちます。
時刻表を調べる基本の流れ
細かい操作は機種やアプリによって少し違いますが、流れはどれもよく似ています。
1. 検索やアプリを開く
ホーム画面から、いつも使っている検索画面(SafariやChromeなど)を開きます。
ホーム画面やアプリの開き方が不安な方は、ホーム画面の見方とアプリの開き方を先に読んでおくと安心です。
2. 駅名やバス停名を入れる
検索のところに、たとえば「○○駅 時刻表」「○○バス停 時刻表」と入れます。
文字を入れるのが苦手な方は、スマホの文字入力の基本もあわせて見てみてください。少しずつで大丈夫です。
3. 行き先を確認する
同じ駅でも、行き先によって出る時間が違います。
たとえば「上り」「下り」、または「○○方面」といった表示が出てきます。自分が乗りたい方向を選びましょう。
4. 時間を見る
あとは画面に並んだ時間の中から、いまの時刻のすぐあとに出る1本を探します。最初はそれだけで十分です。
どこを見ればよいか
画面にはいろいろな数字や言葉が並びますが、最初に見るのは次の3つだけで大丈夫です。
出発時刻
「○時○分」と書かれた数字です。これがいちばん大切な情報です。
今の時刻より少し先の時間を選びましょう。
行き先
「○○行き」と書かれている部分です。同じ時間でも、違う方向に行く電車・バスがあります。行き先を確認するくせをつけると、乗り間違いがぐっと減ります。
何番のりば・何番乗り場か
大きな駅やバスターミナルでは、「3番のりば」「2番乗り場」のように、出発する場所が分かれています。
スマホで調べたときに「○番のりば」と書いてあれば、その数字をひとつ覚えておくだけで、現地で迷いにくくなります。
こんなときは焦らなくてよい
違う駅が出てきた
同じような名前の駅やバス停は全国にいくつもあります。違う場所の時刻表が出てきても、スマホが壊れたわけではありません。
「○○駅(△△線)」のように、線の名前や地名を一緒に入れて検索し直すと、目的の駅が出やすくなります。
時間がたくさん並んでいて分からない
時刻表は、1日分の時間が全部並んでいることがあります。多くて当たり前ですので、今の時刻のすぐあとの数字だけを見れば大丈夫です。
「次の1本」だけ見つければ、その日の用は足ります。
画面が小さくて見づらい
文字が小さくて読みづらいときは、無理に目を細めなくて大丈夫です。スマホには文字を大きくする設定があります。
くわしくは設定アプリの基本で紹介していますので、見やすい大きさに変えてから時刻表を開くと、ぐっとラクになります。
ご家族の方へ
ここからは、親御さんにスマホを教えているご家族へのお話です。
最初はいつも使う駅・バス停だけ一緒に見る
時刻表は情報量が多いので、いきなり全部教えるとどうしても混乱しがちです。
最初は「いつも使う1つの駅」「いつも使う1つのバス停」だけを一緒に開いてみてください。「ここが次に出る時間だよ」と一緒に指でなぞるだけで、ぐっと身近に感じてもらえます。
慣れてきたら、よく行く病院の最寄り駅、お孫さんの家の近くのバス停など、少しずつ増やしていけば十分です。
天気・地図・アラームとセットで教えると覚えやすい
外出前の準備は、いくつかの道具を組み合わせると安心感が増します。
- スマホで天気を調べる方法で当日の服装を考える
- スマホで地図を見る方法で行き方をたしかめる
- このページで電車・バスの時間を調べる
- 時計とアラームの使い方で出かける時間に合わせて目覚ましをセットする
この4つがそろうと、「外出前にスマホでひと通り確認する」習慣が自然とできていきます。
離れて暮らすご家族のサポートのコツは、離れた親をスマホでサポートする方法や教えるときに穏やかでいるためのコツもあわせてご覧ください。
最後に
時刻表は、たくさんの数字が並んでいて、一見むずかしそうに見える道具です。でも実際にスマホで使うときに必要なのは、「次の1本の時間」と「行き先」、これだけです。
今日いちど、いつも使う駅やバス停の名前を入れて、次の1本を調べてみてください。「あ、これくらいでいいんだ」と思えたら、もうじゅうぶん使えています。
関連するページも、よろしければあわせてご覧ください。
- スマホで天気を調べる方法
- スマホで地図を見る方法
- 時計とアラームの使い方
- ホーム画面の見方とアプリの開き方
- スマホの文字入力の基本
- 設定アプリの基本
- 家族で支えるスマホ教室の記事一覧
- 無料ガイドはこちら
ご質問やご相談がある方は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
今日いちど、いつも使う駅やバス停の名前で「次の1本」を調べてみませんか。
一度できると、明日からの外出がぐっとラクになります。