撮った写真を見やすく整理する方法|あとで困らないためのやさしい片づけ方

「気がつくと、スマホの中に写真がたくさん」
「あの写真、どこにあったかな…と探すのが大変」

スマホで気軽に写真が撮れるようになると、いつの間にか何百枚、何千枚と写真がたまってしまうものです。
そうなると、見たいときに見つからなかったり、容量が足りなくなって新しい写真が撮れなくなったりすることがあります。

でも、ご安心ください。完璧に整理する必要はありません
ちょっとした片づけだけで、写真が見やすく、楽しい思い出として残せます。

この記事では、撮った写真をやさしく整理するコツをご紹介します。
読み終わったら、少しだけ写真を見返す時間を作ってみてください。

写真は、少し整理するだけで見やすくなる

具体的なコツの前に、知っておくと気持ちが楽になることをお伝えします。

たくさんあると見つけにくくなる

スマホの写真がどんどん増えていくと、こんなことが起きやすくなります。

  • 「あの孫の写真、どこに入ってたかな」と探すのに時間がかかる
  • 同じような写真ばかりで、どれを家族に送ればいいか迷う
  • スマホの容量が足りなくなって、動きが重くなる

これは、写真が多いことが悪いわけではありません。
ただ、少しだけ片づけておくと、後がぐっと楽になるのです。

難しい整理はしなくてよい

「整理」と聞くと、フォルダを作って、細かく分類して…と難しく考えてしまいがちです。
でも、そんな本格的な整理は必要ありません

この記事でお伝えするのは、誰でもできる、ちょっとした片づけのコツだけです。
「ぶれた写真を消す」「気に入った写真に印をつける」。それだけでも、十分に効果があります。

気構えず、楽な気持ちで読み進めてください。

まず知っておきたいこと

整理を始める前に、心の準備として3つだけ知っておきましょう。

いらない写真を少し消すだけでも十分

整理というと、「全部を分類しなきゃ」と気が重くなります。
でも、まずは明らかにいらない写真を、少しだけ消す。これだけで十分です。

うまく撮れていない写真、ぶれた写真、画面が真っ暗の写真。
こうした「明らかに残しておく必要のない写真」を消すだけで、スマホの中がずいぶんすっきりします。

「全部やらなきゃ」ではなく、「ちょっとだけ消そう」くらいの気持ちで始めてください。

完璧に分けようとしなくてよい

「家族の写真はここ、旅行はここ、料理はここ」と細かく分けようとすると、続きません。

大切なのは、「自分が見返したいときに見つけられるかどうか」だけです。
完璧に分類されていなくても、必要な写真が見つかれば、それで十分整理できているのです。

最初は、ざっくりでまったく問題ありません。

思い出の写真は残して大丈夫

「整理しなきゃ」と思うと、つい「いらないかも」とどんどん消したくなることがあります。
でも、思い出の写真は、迷ったら残しておくほうが安心です。

「いつか見返したくなるかも」「孫が大きくなってから一緒に見たい」
こうした気持ちで残した写真は、後できっと宝物になります。

写真は、紙のアルバムと違って、何枚あってもかさばりません。
迷うものは、思い切って残してください。

写真を整理する基本

では、実際に整理を始めてみましょう。
3つの基本だけ覚えておけば大丈夫です。

似た写真は1枚だけ残す

同じ場面を、何枚か続けて撮ることはありませんか。

「失敗するかも」と思って3〜5枚撮ったとき、後で見返すと、ほぼ同じ写真が並んでいることがあります。
こんなときは、いちばん気に入った1枚だけを残して、他は消してしまうのがすっきりします。

5枚あった写真が1枚になるだけでも、後で見返すときに見やすくなります。
「全部残しておかなきゃ」と思わず、お気に入りの1枚を選ぶ楽しみとして、整理してみてください。

ぶれた写真・真っ黒な写真は消してよい

明らかに残しておく必要のない写真は、思い切って消しましょう。

  • 大きくぶれていて、何が写っているか分からない写真
  • 真っ黒、または真っ白で、何も写っていない写真
  • うっかりカバンの中で撮れてしまった写真
  • 同じものを何枚も撮った中の、明らかに失敗した1枚

こうした写真は、後で見返すこともなく、ただスマホの容量を使っているだけです。
気軽に消してしまって大丈夫です。

もし「うっかり消してしまった」と思っても、多くのスマホでは30日ほどはゴミ箱に残っているので、戻すこともできます。詳しくはスマホで写真が見つからないときの確認手順をご覧ください。

気に入った写真はお気に入りにしておく

多くのスマホには、「お気に入り」という機能があります。
これは、気に入った写真にハートのマークを付けて、後でまとめて見られるようにする機能です。

使い方は簡単です。

  • 写真を開く
  • 画面の中にハートのマークがあるので、それを押す
  • これだけでお気に入り登録の完了

お気に入りに登録した写真だけを、後でまとめて見ることができるので、「家族に送るとっておきの1枚」「見返したい思い出」を選ぶのに便利です。

1日1枚でも、お気に入りに登録する習慣を作ると、自然に大切な写真が手元にまとまっていきます。

見つけやすくする工夫

整理ができてきたら、次は「見たいときに見つけやすくする」工夫もご紹介します。

日付ごとに見返す

スマホの写真アプリは、もともと撮った日付ごとに自動で並べてくれます

「先月の旅行の写真」「孫の運動会の日」など、いつ撮ったかが思い出せれば、その日付までさかのぼるだけで、見つけやすくなります。

細かく分類しなくても、「何月ごろに撮ったか」を覚えておくだけで、ずいぶん見つけやすくなるものです。

アルバムが作れるなら無理のない範囲で使う

スマホの写真アプリには、「アルバム」という機能があります。
これは、自分で名前を付けたフォルダのようなものに、写真をまとめておける機能です。

たとえば、こんな分け方ができます。

  • 「孫の写真」
  • 「2024年の旅行」
  • 「家族と」
  • 「お気に入りの花」

ただし、無理に使いこなそうとしなくて大丈夫です。
「アルバムを作るのは難しそう」と感じたら、お気に入り機能だけ使うのでも十分です。

慣れてきて「ここをもっと見やすくしたいな」と思ったら、家族に手伝ってもらいながら、少しずつアルバムを作ってみてください。

家族や旅行など、分かりやすい分け方で十分

アルバムを作るときは、あとで自分が分かる名前にするのがいちばん大切です。

細かく分けすぎると、どこに入れたか覚えていられなくなります。
「家族」「旅行」「お花」「お料理」くらいの、ざっくりした分け方で十分です。

「上手に分類しよう」ではなく、「後で見たいときに分かるように」を基準にしてみてください。

こんなときは焦らなくてよい

整理の途中で、迷うことや、不安になることもあるかもしれません。
そんなときの考え方をお伝えします。

間違って消しそうなら、いったんやめる

整理を続けていると、疲れてきて「ぱっぱと消そう」という気分になることがあります。
でも、疲れているときに整理を続けると、大切な写真まで間違って消してしまうことがあります。

「あれ、判断が雑になってきたな」と感じたら、そこでいったんやめるのが正解です。
整理は一気にやらなくても大丈夫。少しずつ続けるほうが、ずっと安全です。

迷う写真は残しておいてよい

「これ、いるかな、いらないかな」と迷う写真は、残しておくのがおすすめです。

迷うということは、何か残したい気持ちがあるからです。
迷った写真を消してしまうと、後で「あの写真、もう一度見たいな」と後悔することがあります。

判断に迷うものは、無理に決めず、また今度ゆっくり考えれば十分です。

家族と一緒に整理してもよい

「自分一人だと、消すのがちょっと不安」というときは、家族と一緒に整理するのもおすすめです。

帰省したときや、ビデオ通話のときに、写真を見ながら「これは誰のときの?」「これは取っておこうか」と話しながら進めると、思い出話にも花が咲いて楽しい時間になります。

整理が、ただの片づけではなく、家族との大切なひとときになります。

ご家族の方へ

離れて暮らす親の写真整理を、家族としてサポートする際のポイントです。

消しすぎる前に一緒に確認する

「容量を空けたいから、いっぱい消したい」と親が言ったとき、家族として気をつけてあげたいことがあります。

それは、大切な写真まで消してしまわないように、一緒に確認することです。

親世代の方は、「容量を空けるため」と気を遣って、思い出の写真まで消してしまうことがあります。
ビデオ通話で画面を見せてもらいながら、「これは取っておこうよ」「これは消しても大丈夫だね」と一緒に判断すると安心です。

親が消してしまった写真も、ご家族のスマホに送ってもらっていたものなら残っています。
お互いに「もし消えても、そっちにあるかもね」という安心材料を作っておくと、整理が気楽になります。

上手に片づけるより、見返しやすさを大切に

家族としてつい、「もっとこうやって整理した方が分かりやすいよ」と提案したくなることがあります。
でも、整理の仕方は、本人が分かれば、それでいいのです。

「私のやり方」を押しつけるのではなく、「お母さん(お父さん)が見たいときに、見つけられるようにするのがいちばん」と考えてあげてください。

親への接し方のコツは、イライラしない伝え方のコツにもまとめています。あわせてご覧ください。

最後に

写真の整理は、完璧を目指さなくて大丈夫です。

  • 明らかにいらない写真を少し消す
  • 気に入った写真にお気に入りを付ける
  • 迷う写真は残しておく

これだけでも、スマホの中はずいぶんすっきりします。
そして、見返すたびに「あ、あのときの」と思い出が蘇る、楽しい時間に変わります。

少しの片づけが、毎日のスマホとの付き合いを、もっと心地よいものに変えてくれます
今日、5分だけでも、写真を見返す時間を作ってみてください。

写真の楽しみを広げる記事は、こちらにもまとめています。

スマホで写真を上手に撮るコツ
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スマホで写真が見つからないときの確認手順
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「撮る・送る・整理する」、写真にまつわる3つの楽しみを、それぞれの記事にまとめています。少しずつ、ご自分のペースで読み進めてみてください。
写真を撮るコツLINE で写真を送る方法